【インテリア&カラー】〜建築カラーのお話〜part14 家具選び
東近江市、彦根市、可児市を中心にわかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。いつもみんなの家コラムをご覧いただきありがとうございます。
今日のテーマは、「家具選び」
家具は好きですか?
昔から名作と言われる有名な家具もあれば、最近はおしゃれな家具を手頃な価格で取り入られたりもするので選択肢も広いです。
楽しいポイントではあるのですが、かなり悩みますよね。
デザイン性はもちろん、機能性、予算など。。。
色々なポイントを考えながら決めていきます。
今回はみんなの家の新しいモデルハウスの家具はどうやって決めているのかというお話をしたいと思います。
コンセプトやイメージの共有
みんなの家のモデルハウスでは、内装を担当したスタッフが家具を決めることもありますし、別の場合もあります。
10月に新たに完成する「宇尾モデル」では内装担当と家具担当が別だったのでまずは「コンセプトとイメージの共有」を行います。
今回のイメージはこんな感じでした。
【外観の特徴】
- カリフォルニアスタイル
- グレーの外壁、窓枠にはホワイトのモール、ホワイトのカバードポーチ
【間取りのポイント】
- 玄関から繋がるパントリーや快適な水回り動線
- タイルデッキにも繋がる広い脱衣室
- 広いLDK
- 主寝室にも人気のWIC
【カラー】
- ホワイトをポイントにした爽やかな内装
- フシのある木目のフロア、床
- グリーンの無垢のドアをポイントに
内装材のカラーを繋げて家具を選ぶ
広い面積で使っている床・建具 (ドア)・キッチンはお家のイメージに大きく影響します。
そこで、今回使った床・建具・キッチンの画像を資料に貼ってどんなカラーイメージなのかを確認します。
次に、照明器具・タイル・アクセントクロス・取手の色など、ポイントになっているカラーを確認します。
完成したイメージボードはこちら。
- 「カリフォルニアスタイル」のナチュラル感を出すために、ダイニングテーブル、TVボード、リビングテーブルは、フロアと同じくフシのあるオーク材を選択。
- 椅子やラグにカラーを取り入れて、ポップでカジュアルな雰囲気を演出。
- 中明度・中彩度のカラーを選択 →少し濁っているのでナチュラル感もありつつ、カラフルでポップな雰囲気もでます。
内装担当と擦り合わせ、発注、そして家具の搬入!
内装担当者とイメージの擦り合わせが終わったら発注をします。
欠品などがあったり、見積もりを取って予算オーバーなどあれば再度選びなおしということも。
そして最後に、喜びの瞬間!!待ちに待った家具の搬入です。
私が最もトキメク瞬間です!
梁 (はり) の色と家具の色が見事にマッチ!
カジュアル感を出すためにもう一色欲しかったので、ネイビーを追加。
トーンを同じにすることでまとまり感がでます。
グリーンの照明器具とチェアの色・質感がマッチ!
カリフォルニアスタイルのカジュアル感を出すために、質感の違う2種類のチェアを選びました。
色はネイビー、グリーン、キャメル、グレーと他で使っている色をリピート。
右側のダイニングチェアとキッチンの色もマッチ!
マルチカラーのラグはカジュアルな雰囲気にピッタリ。
ラグの色が内装・インテリアと繋がっていると完璧です。
家具が入るとお家のイメージがガラッと変身します。
内装を決める時には、家具が入った時をイメージして少し引き算しておくことも大切です。
内装担当してもらったスタッフも、「地味すぎたかな」と心配していたところもあると思いますが、家具が入ってイメージ通り仕上がった様子を見てホッと一安心。
私たちも色やイメージがしっかりと内装とマッチして一安心。
一緒にガッツポーズの瞬間でした!
こちらの「宇尾モデル」、10/5(土)より公開となります。
場所は彦根市宇尾町で、最寄駅はビバシティもある南彦根駅です。
ご見学のご予約はこちら。
たくさんのご来場をお待ちしております!
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tototo
インテリアコーディネーター/建築カラープランナー