【マイスリー他】「IoT」って何?
みなさんこんにちは。
東近江市、彦根市、可児市を中心にわかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
突然ですが、「IoT(読み:アイオーティー)」って聞いたことありますか?
IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略で、インターネットを通じて様々な「モノ」がネットワークに繋がる仕組みを指し、住宅業界では「スマートホーム」がその一例です。
スマートホームは、家の中の電化製品や住宅設備を、インターネットや無線通信を介してスマートフォンやスピーカーで自動化・遠隔操作できるようにした住宅のこと。
具体的には、外出先からエアコンや照明をつけたり消したり、時間・天気に応じてカーテンやシャッターを自動で開けたり閉めたりと、スマートフォンのアプリ一つでお家の機器をコントロールすることが可能です。
また、お家の中ではAmazon AlexaやGoogleアシスタントなどを使って、「電気を消して」など音声コマンドで家電を操作することもできます。
セキュリティ強化の面では、屋外・屋内カメラを設置すれば外出中でも家の様子を確認でき、異常があった場合にはアプリでお知らせもしてくれます。
というように、これからの時代にとても便利なシステムなんです。
実は、、、みんなの家でもIoTを導入したモデルハウスを建築中。
当社ではLIXILさんが提供しているスマートホームシステム「ライフアシスト2」を採用しています。
必ず必要なのは、ご家庭用の無線LANルーター(専用品がおすすめ)と「ホームデバイス」。
ホームデバイスは、住宅設備や家電などの対応機器と通信して操作や制御を行うためのゲートウェイ。
必ず1台、ルーターとの接続が必須です。
他にも、各種センサーやカメラなどのオプションデバイスを配置することで、連携できる機器の幅が広がり細かな設定などもしやすくなります。
あとは何をコントロールしたいかによって事前に必要な工事の内容が変わってきます。
WiFiで接続可能な機器であれば特別な配線が必要ない場合もありますが、一例として下記のような場合は専用商品の選定や配線の注意が必要です。
玄関ドアを遠隔で施錠する
玄関ドア(LIXIL)を遠隔で開けたり閉めたりしたい場合は、ドア自体をスマートロックシステム(FamiLock)※の仕様にすることと、中継器「FamiLock Link」の設置が必要です。
FamiLock Linkは、玄関ドアの吊元付近にUSB情報コンセントを設けて差し込むだけでOK。
また、こちらを採用することで施解錠状態の確認や履歴の確認もできるようになります。
さらに、専用のドアホンと連携して、外出時の来訪者もスマートフォンから遠隔で対応できるようにもなります。
※みんなの家ではFamiLockの仕様を標準で採用しています
照明を音声でコントロールする
音声で照明を操作したい場合は、専用の無線アダプタ(Panasonic)をルーターに接続し、コントロールしたい照明のスイッチをアドバンスシリーズのリンクプラス(Bluetoothで繋がるスイッチ)に変更します。
これで「OK Google、電気をつけて」など、設定した音声で照明をコントロールできるようになります。
もちろん、スマートフォンの専用アプリでも操作が可能です。
浴槽のお掃除とお湯はりを自動で行う
お風呂の浴槽を「おそうじ浴槽」(TOTO サザナ)に変更し、対応する専用の給湯器(ノーリツ社)、そして「つながる快適セット」(TOTO)をオプション選択することで、設定した時間またはアプリ操作で浴槽を自動洗浄し、お湯はりまで行うことができます。
これで面倒なお風呂掃除や入浴準備もグンと楽に。
また、みんなの家標準仕様の浴室換気暖房乾燥機(三乾王)との連携も可能なので、冬場などは遠隔操作で事前暖房をすれば、ヒヤッと感も解消できます。
IoTは奥が深く、連携できる設備や家電がたくさんあります。
またモデルハウスの完成と合わせて詳しくご紹介できたらと思いますので、続きをお楽しみに。。。
上記に関する内容は各メーカーのホームページにも掲載されているので、ご興味のある方はぜひこちらも覗いてみてください。
LIXIL ライフアシスト2:https://www.lixil.co.jp/lineup/smarthome/lifeassist2/
Panasonic アドバンスシリーズ リンクプラス:https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/haisen/switch_concent/advance/lineup/linkplus/
profile
インテリアコーディネーター/村井 真実
〈保有資格〉
整理収納アドバイザー2級