【インテリア&カラー】なぜオシャレなカフェはちょっと暗いのか?

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blog家づくりコラム

2025/06/03

【インテリア&カラー】なぜオシャレなカフェはちょっと暗いのか?

【インテリア&カラー】なぜオシャレなカフェはちょっと暗いのか?

みなさんこんにちは。

東近江市、彦根市、可児市を中心にわかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は少し目線を変えて照明のご紹介させて頂きます!

「このカフェ、不思議と落ち着くなぁ。」

そんな事をふと感じた事はありませんか?

周りを見渡すと、意外と店内は暗め。
天井のライトは控えめで、テーブルをほんのり照らすだけ。
スマホで写真を撮るとちょっとブレそうなくらいの明るさなのに、なぜか心地いい・・・

実はこの「ちょっと暗い」には、ちゃんと理由があるんです。

光が変わると、気分が変わる?

照明はただ明るくするだけの道具ではありません。
人の心や行動に、じつは大きな影響を与えています。

例えばオフィスのような白くて明るい光(昼白色〜昼光色)は、脳を“活動モード”に切り替えてくれます。集中したり、スッキリ目覚めたい時に最適です。

一方で、オシャレなカフェでよく使われているのは、いわゆる**「電球色」**(2700〜3000K)と呼ばれる、オレンジがかった暖かみを感じる光。

この光は、心をゆるめてくれる作用があり、リラックスしたい夜やくつろぎの空間にぴったり。
明るさも控えめにすることで、より“落ち着ける空間”が演出できます。

なぜ暗いと落ち着くの?

人は暗い場所にいると、周囲の刺激が減って安心感を得やすくなります。
さらに、暗くなると自然と声のトーンも落ち着き、親密な会話がしやすくなる傾向があります。

照明が暗めのカフェでは、他のお客さんの顔や動きも目立ちにくくなり、まるで自分たちだけの空間のように感じられることも。
これが「落ち着く」と感じる心理的な要因のひとつです。

つまり、ちょっと暗い照明には、『距離を縮める”光の魔法』があるんですね。

おしゃれの正体は「影」だった?

実は、オシャレに見える空間は「光」だけでなく、「影」の使い方が上手です。
空間の一部だけを照らし、他をあえて暗く残すことで、コントラストが生まれます。
この明暗のバランスが、人の目に「洗練されている」と感じさせる要素になっています。

カフェでは、ペンダントライトでテーブルだけをふんわり照らしたり、間接照明で壁をなでるように照らしたりと、影を効果的に使って空間に奥行きと雰囲気を出しているんです。

家でもできる、“ちょっと暗い”空間づくり

この照明テクニック、実は家庭にも応用できるんです。

  • メインの天井照明を消して、スタンドライトや間接照明だけにする

  • 白っぽい光(昼白色)をやめて、電球色のLEDに変えてみる

  • 明るさを抑えた「1灯の光で照らす場所をしぼる」使い方にする

たったそれだけで、部屋の雰囲気がグッと変わって、まるでお気に入りのカフェにいるような心地よさが味わえるはずです。

おわりに:光は“空間の雰囲気係”

私たちが「なんかいいな」と感じる場所には、たいてい計算された“光の演出”があります。
明るすぎず、暗すぎず、ちょうどいいところを探す照明のバランスは、空間づくりの大切なカギ。

次にカフェに行ったとき、照明をちょっと意識してみると、あなたの暮らしにもヒントが見つかるかもしれません。

パナソニック公式:https://sumai.panasonic.jp/

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