2020/11/24
「ボタニカルな生活をたのしむ」
シンボルツリーにお勧めな落葉樹1
こんにちは。
コラムをご覧頂きましてありがとうございます。
さて、今回も前回に引き続きシンボルツリーにお勧めな樹木と、その特徴をお伝えいたします。
イロハモミジ
イロハモミジは落葉樹でありながら、主木として扱う事のできる木です。
庭や建物の雰囲気に合わせる樹形バリエーションが多いのが魅力です。
紅葉を意識して庭の重要ポイントへ植栽するのも良いと思います。
モミジといえば紅葉ですが、美しく紅葉するには昼夜の気温差が必要です。
又、夏場に一日中日があたるより、午前中だけ日向になるような場所や直射日光が足元にあたらない場所を選んだほうが良いと言えます。
剪定は、落葉期である冬に行うのが樹木に悪影響が少ないと思います。
アオダモ
幹から枝先までが細く繊細な樹形が多くて、背の高いサイズを植栽しても、圧迫管を感じにくい特徴があります。
春の新芽は涼しげでナチュラルな印象がありますので、自然な感じの庭で好まれます。
4~5月に小花が集合した柔らかな印象の花を咲かせます。
条件が合うと秋に真紅に近い紅葉を見ることができます。
生育は西日を避けられる半日陰が最適です。
次回も引き続きシンボルツリーに最適な落葉樹のご紹介をいたします。
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エクステリアプランナー/ 森井和枝