【収納】年末の大掃除「換気扇」
こんにちは。
整理収納アドバイザー、ルームスタイリストプロの柴村真弓です。
いつもコラムを読んでくださりありがとうございます。
前回は年末を見据えた冷蔵庫の整理収納をお伝えしました。
今回は本当にもうすぐ年末!ということで、毎日使うけれどなかなか重い腰が上がらずお掃除が行き届かないキッチンの換気扇掃除についてです。
実際に私も忙しさを理由に一年放置していました。
油汚れを溜めると大変ということは分かっているのですが、なかなか重い腰が上がらないのが現状ですね。
でも、セスキ炭酸ソーダとお湯を使うとギトギト油もアッという間に軽い力でスルスル落ちる事を知っているので大丈夫です。
通常の水+セスキ炭酸ソーダで作ったセスキ炭酸スプレーでは落ちない難易度マックスな油汚れも、お湯(今回は給湯器の最高温度55度のお湯を使用)にセスキ炭酸ソーダを溶かしてしばらく浸けておくとスルスル落ちます。
※セスキ炭酸ソーダは漆器、銅、アルミなどの金属類には使えないので説明書で確認してから進めてください
セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ナトリウムでできている弱アルカリ性の洗剤で、重曹やクエン酸と同じナチュラルクリーニングと呼ばれるものです。
体に害がないとなると使いやすいですね。
ただ重曹よりアルカリ度が高いので、手荒れ防止のためにもゴム手袋をした方が良いと思います(お湯を使うこともありゴム手袋を強くおススメします)
我が家はフィルターが金属製の網状フィルターですが、ファンと同じく放置しているとホコリと油でギトギトになって汚れがこびりついて手ごわくなります。
そこでセスキ炭酸ソーダを溶かしたお湯に入れて漬け込みます。
《用意する物》
・セスキ炭酸ソーダ(ホームセンターやドラッグストア、百円ショップなどに売っています)
・お湯(40度以上)
・換気扇フィルターやファンが入る大きめの入れ物(ダンボールでも可能)
・45ℓのビニール袋2枚くらい
・ゴム手袋
・輪ゴム
・使い古した歯ブラシ
・拭きあげる物(雑巾やいらない布、キッチンペーパーなど)
《手順》
①フィルターやファンを漬け込む入れ物にビニール袋を二重に被せてお湯とセスキ炭酸ソーダを入れる(お湯10ℓでセスキ100gくらい)
②金属網状フィルターやファン、ねじ、外側のフードを取り外しフード以外を①に漬け込む
③なるべく空気を抜いてお湯が冷めにくくするために輪ゴムで上部を縛る
④漬け込んでいる間に換気扇の取り外せない部分をセスキ炭酸スプレーを吹きかけながら汚れを拭きとる
(今回は市販の物を使っていますが、水500mlに小さじ1~2のセスキ炭酸ソーダを入れてセスキ炭酸スプレーも作れます)
⑤20~30分(汚れ具合によって調整する)経ったら、漬け込んでいた物の汚れを使い古しの歯ブラシなどで落としていく
⑥フードは入れ物に入らないので、漬け込んでいたセスキ炭酸湯を布などに含ませ撫でながら汚れを落としていく
⑦全部汚れを落としたら水洗いする
⑧乾いた布などでしっかり水気を切ってもとに取りつける
これでピカピカの換気扇で新年を迎えられます。
汚れがとれて綺麗になっていく様子は見ていて気持ちがよいものです。
今回、換気扇は汚れがひどくなってから始めたのでトータル1時間弱かかりましたが、もう少しマメにすればこんなに時間はかからなかったと思います。
お家が綺麗になると運気も上がると思います。
取り掛かるまでは大変なイメージで億劫になりますが、やってみると簡単ですので、ぜひ皆さんも試してみてください。
※セスキ炭酸ソーダに関しては『キッチン取り付け隊®』さんのコラムを参考にさせていただきました。
来年が良いスタートを気持ちよく切れるよう一緒にお掃除を頑張りましょう!(^^)!
profile
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整理収納アドバイザー/柴村真弓(まゆしば)
〈保有資格〉
整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講師
ルームスタイリスト・プロ
ルームスタイリスト認定講師
インテリアコーディネーター
親・子の片づけインストラクター
幼稚園・小学校1種免許(未更新)
エニアグラムお片付士🄬アンバサダー
企業内整理収納マネージャー