【インテリア&カラー】〜建築カラーのお話〜part17 ナチュラルスタイルとブラックカラーの関係
東近江市、彦根市、可児市を中心にわかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。いつもみんなの家コラムをご覧いただきありがとうございます。
今日のテーマは、「ナチュラルスタイル」と「ブラックカラー」の関係について。
まず初めに、みんなの家のナチュラルスタイルの定義から見て行きましょう。
--優しく包む癒しの空間--
ベージュやグレー、穏やかなニュアンスカラーを使った内装は穏やかで上品。木製の家具やコットン・ウール・リネンなどのナチュラル素材が似合う癒しの空間です。
ナチュラルスタイルのお家は優しい色使いでコントラストも少なく、穏やかなイメージ。ところが、最近はナチュラルスタイルのお家にポイントで「ブラック」を入れるスタイルも多かったりします。ナチュラルスタイルとは対照的な「ブラック」。
例えば、ドアハンドル、キッチンのハンドル、照明器具などに全体の5~10%ほど差し込むことで、その異質感がポイントになり、粋な印象を与えます。
今から紹介する3つのお家は、どれもナチュラルスタイルのお家。
下に行くほどブラックの分量が増えます。見比べながら、「自分はどれくらいの割合が好きかな?」と想像しながらお楽しみくださいね!
ナチュラルスタイル 【ブラック0~5%】
こちらは王道のナチュラルスタイル。
ホワイト、ベージュ、ライトグレーの空間の中に、オークの家具が映えます。
異素材なアイアンの階段も、ホワイトを選ぶことによって空間にマッチしています。家電も全てホワイトで揃えて本当に綺麗にまとまっていて素敵です。「ブラック」が入っているところといえばテレビとお茶の缶くらい!?
こちらのお家はみんなの家のコーディネーターさんのお家です。
色や素材にとことんこだわっていて、さすがですね!
ナチュラルスタイル 【ブラック10%】
「ブラック」が少し増えました。こちらは「ジャパンディ」をコンセプトにしたモデルハウスです。「ジャパンディ」は「ジャパン(日本)」と「スカンディナビアン(北欧)」を掛け合わせた造語で、日本の侘寂(わびさび)の美意識と北欧のヒュッゲ(心地よさ)を融合させたインテリアスタイルです。
自然素材を活かしたミニマルな空間づくりが特徴で、木の温もりと機能美を重視した家具、そして余白を大切にしたレイアウトが魅力です。色彩はベージュ、グレー、ホワイトなどのニュートラルカラーを基調とし、アクセントとしてブラックを効果的に取り入れます。
オークのダイニングテーブルやソファの一部にブラックアイアンが使われています。インテリア雑貨もブラックでモダンな印象のものとマッチします。TVボードの上にもあえてブラックフレームの絵をディスプレイしていますよ。
ナチュラルスタイル 【ブラック20~30%】
最後にご紹介するのはこちら。
なんと大胆にも、ドアがブラック!!
そして、吹抜け部分には、ブラックアイアンやシーリングファンなど、たくさんのモダンなアイテムたちが揃います。ここだけ見るとスタイリッシュなお家に見えますね。
ダイニングチェアや照明器具にもブラックを取り入れています。
いかがでしたでしょうか?
下の2つのおしゃれなモデルハウスは、見学だけではなく購入もいただけます!!
家具もトータルでコーディネートされたお家、ぜひご覧くださいね。
みやし12号地モデル (平屋)
「ジャパンディスタイル」のお家はこちら
西中野モデル
「ナチュラルモダンスタイル」のお家はこちら
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tototo
インテリアコーディネーター/建築カラープランナー