【就寝前の寝室照明】
寝室は、家の中では1日の最後に訪れる場所です。また睡眠の質と快適さを高めたい為に工夫したい場所として重要です。寝る前には心がゆっくりと落ちつけるような空間にしたいものです。
家作りでは、どうしてもLDKや水廻りのインテリアに力を入れがちですが、今回はそんな重要な場所でもある寝室のベッド廻りを彩る照明器具の配灯をご紹介します。
寝室のベッド廻りを 照明で落ち着いた雰囲気にしたい方におすすめなのは「ペンダントライト」近頃はホテルなどでも採用されるようになった演出方法です。
かなり長いコードだと思われるかもしれませんが、光源が目に入りにくく、ベッドと同じように目線を低く合わせる事により落ち着きます。リラックスし安眠しやすい空間をつくることができるので、体を休める寝室には最適です。
就寝前は眼に刺激を与える光源は避け、眩しさを和らげるためにダウンライトや間接照明を採用するのも良いでしょう。ダウンライトはお部屋の中で明るさの違いを与える事が出来、過度に寝室全体を照らす事なく、適度な暗さを演出する特徴があります。枕元を照らすベッドサイドライトを組み合わせたホテルのような仕様の一般住宅も少しずつ増えています。就寝前のひと時をリラックスして過ごす為にお勧めです。
また、お子様のお部屋で照明を使って、安心して寝られる楽しい工夫もできます。
壁の柔らかな光源を眺めて、少しづつリラックスできて眠りに落ちるような演出が照明で与える事が出来れば家族にとっても安心できる楽しい空間となります。
「睡眠時間」は暮らしの一部であり、日常生活の質に大きく関わります。家づくりの予算や家のサイズ、各ご家庭で大切にしたいことの優先順位などはご家庭によりまちまちではありますが、寝室についても今の暮らしの不便や不満、気になっていることを洗い出し、ご家族のライフスタイルに合った寝室の姿を思い描いてみてはいかがでしょうか。
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インテリアコーディネーター/ KM
<保有資格>
インテリアコーディネーター/2級建築士
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