【収納】”造作洗面”の収納例〜洗面下収納〜
みんなの家”造作洗面”〜洗面下収納〜
今回はみんなの家”造作洗面”の収納については最後のコラムとなります。
収納箇所としては最大の難関となる場所 ⑤”洗面器下収納” についてです。
ではまずは”洗面器下収納”の特徴についてあげていきましょう。
洗面器下収納の特徴(メリット)
-
扉がついているので雑多なものが見えない(スッキリして見える)
-
収納場所としては使用頻度の高い場所である
-
ある程度の高さのあるものが収納できる
-
配管があるため収納しにくいといったことが挙げられます。
もちろんメリットの方が多いのですが、
配管があるため一番収納方法に悩まれる方が多いのもこの場所ではないでしょうか?
ただこちらの収納。
場所としては大変使い勝手がよく有効的に使って欲しい場所でもあります。
今回はこの場所の収納ポイントをご紹介していきます。
まずは配管の位置を確かめる&寸法を測る
お選びいただく収納タイプによって(みんなの家”造作洗面”9パターン)洗面下収納の配管の位置は異なってきますが、どのパターンをお選びいただいても必ず確認しておきたい共通事項があります。
それは大きく2つあります。
-
配管の位置
-
配管周辺の寸法
特に配管周辺の寸法を測ることは、購入した収納グッズが使えない!!といったことを防ぐ意味でも
非常に重要です。
配管周辺の寸法とは?
では具体的に”配管周辺の寸法”とは主に5ヶ所になります。
下記A〜Eの寸法を測りましょう。
A: 配管手前”横”
B: 配管手前の”奥行き”
C: 配管なし部分”奥行き”
D: 配管”横”
E: 高さ
奥行きと高さを有効利用しよう
洗面下収納のよくある失敗例として、奥行きがうまく利用されず手前に物を乱雑に並べ置いてしまうことが挙げられます。
つまりこの奥行き&高さを上手く使いきれないというこになります。
そんな時はこの空間を大きく3分割して考えるととても使い勝手がよく多くのものを使いやすく収納することができます。
空間を大きく3分割するとは???
大きく分割するというのは下記の写真のようなイメージです。
このZone分けは 採寸するというイメージではありません。
どちらかというと頭の中で大きくイメージする例えるならば”空間認識”のような感覚です。
では、各Zoneについて簡単に説明します。
zone1→ 毎日使うもの(よく使うもの)
しかしここで注意点があります。
それは多くのものをバラバラ置かないこと。理由は、Zone2のモノが取り出しにくくなるためです。
そのためZoom1は、”仮置き場”や”毎日使うお掃除グッズ”などを収納グッズを使い、よく使うモノをまとめて1回で取り出せるようにしておくと良いでしょう。
Zone2→使用頻度の低いモノ
例えば手前に置いたお掃除のストックなどをおくと、水回りの在庫管理にも役立ちます。
つまりは”無駄買い防止”にもつながります。
そしてここ、洗面下収納は”奥行き”があります。
奥にセッティングしたモノはこのように(下記)収納BOXの下部にキャスターを取り付けると便利に引き出せます。
Zone3→忘れてはいけない空間部分(さらにモノを細分化できる)
Zone3につては空間の部分を指します。
この洗面下収納を上手く活用できるかどうかは、この上部の空間をうまく使えるかどうかが鍵です。
このような空間には配管をまたがせる便利グッズを使って空間部分(上段)にも収納棚を作りましょう。
そうすることで小物などをさらに細け、空間を有効活用することができます。
洗面下収納というのは一見難しいように感じるのですが、今回のコラムのように、
まず空間で分け、寸法を測り収納グッズを上手く使うことで使い勝手がグッとUPします。
今回のコラムで みんなの家”造作洗面”の収納例は終わりです。
この収納方法は決して洗面だけに限りらず、あらゆる収納場所で有効な情報ばかりです。
みなさんも是非チャレンジしてみてください。
人それぞれの生活スタイルによっても収納するモノ、収納棚の形、収納スペースの場所もそれぞれ違います。
お困りの際は整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストが収納プランのご提案のお手伝いをさせていただきます。
是非スタッフまでお声がけください。
profile
おもてなし/ Thatcher(サッチャー)
<保有資格>
住宅収納スペシャリスト
整理収納アドバイザー1級
ライフスタイルによって収納の仕方は様々です。
子育て真っ只中の実体験を交えて、
暮らしに寄り添った収納プランをご提案させて
いただきます。