【ファイナンス】ネット銀行の住宅ローン

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blog家づくりコラム

2022/05/24

【ファイナンス】ネット銀行の住宅ローン

【ファイナンス】ネット銀行の住宅ローン

こんにちは。

いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

今回のコラムでは、『ネット銀行の住宅ローン』について、詳しくご説明致します。

ネット銀行とは、インターネット銀行の略で、店鋪を保有せずパソコン・スマホなどでインターネットや電話などを介した取引を中心とした普通銀行の事です。(※インターネットバンキングと混合される事が多いのでご注意ください。ちなみにインターネットバンキングとは、インターネット回線を介して預金残高照会や振込などの取引が行えるサービスの事です)

ネット銀行は、取引の手軽さや預金金利の高さから2000年代から徐々に増えてきており、それらの銀行の多くが住宅ローンを提供しています。

弊社でお打合せ中のお客様からも、住宅ローンの借入をネット銀行で予定されている方や検討されている方も増えてきています。

ネット銀行の住宅ローンのメリット・デメリット

メリット

・金利が安い
・店舗に行かなくていい
・繰上げ返済の手数料がかからない

ネット銀行は店舗を構えておらず、ほとんどのサービスをネット上で提供している為、店鋪運営コストが不要で、ATMも他の金融機関やコンビニと提携することでコストを抑えています。

コストを削減すれば利益率は高くなり、金利を下げることで売上が減っても利益を残すことが出来るのです。

デメリット

・対面相談が出来る銀行が少ない
・審査が長くなる傾向にあり、また審査基準を厳しくしている

対面相談が出来る銀行が少ないという点について、何か相談や手続きをしたい事があっても家の近くに店舗が無く、また返済計画や書類の記入に自信が無い方にとっては不安があるでしょう。

審査にかかる時間について、ネット銀行以外で住宅ローンを組むと事前審査から実際の借入まで最短で1ヵ月程度ですが、ネット銀行は歴史が浅く、住宅ローンに関するデータやノウハウがまだ少ないので、申込者の信用情報や物件の担保価値の調査などに更に時間がかかるといわれています。

また、Webでのアップロードや郵送によって必要書類を提出することが多く、書類の不備が発生しやすい事も審査に時間がかかる要因の一つとなっています。

さらに、ネット銀行は一般的な金融機関に比べて審査の柔軟性が乏しく、画一的に審査し、どこか一部分が審査上問題となるだけで否決となることが多々あります。

一般的な金融機関より金利や手数料が安い為、住宅ローンの貸付によって得られる収益(利息)も小さく、ネット銀行では信用会社の保証をつけずに融資することが多くあります。

つまり、貸し倒れリスクの低い顧客だけに融資するために、どうしても審査に時間がかかり、また審査が厳しくなってしまうのです。

代表的なネット銀行のご紹介

ソニー銀行

変動金利      0.457%・0.757%
固定金利(10年)    0.750%・1.050%
全期間固定   1.936%

事務手数料 元金×2.200%・44,000円

保証料 不要

特徴

・ガンと診断されたら、住宅ローン残高100%と100万円の給付金が受け取れる「ガン団信100」

・金利を抑えたい方には、変動セレクトと固定セレクトがおすすめ(※自己資金10%以上か以下かでも金利が変わります)

・手数料を抑えたい方向けの住宅ローンでは保証料や契約書印紙代、繰上返済手数料など0円

auじぶん銀行

変動金利   0.310%
固定金利    0.705%〜1.490%
全期間固定 1.600%

事務手数料 元金×2.200%

保証料 不要

特徴

・三菱UFJ銀行とKDDIが共同出資して設立したネット銀行ならではの金利水準・サービスを提供

・住宅ローンで重要な「金利」はもちろん、万が一に備える団体信用生命保険の保障内容も充実

・ガンと「診断」されたらローン残高の50%が返済される<ガン50%保障団信>が上乗せ金利なし

住信SBIネット銀行

変動金利   0.410%
固定金利    0.930%〜1.330%
全期間固定 1.030%

事務手数料 元金×1.100%・元金×2.200%

保証料 不要

特徴

・「団体信用生命保険」はもちろん、「全疾病保障」も基本付帯でこの金利

・お得な金利で「家」と「安心」を同時に手に入れることができる住宅ローン

・フラット35取扱金融機関の中でも魅力的な低金利

PayPay銀行

変動金利   0.380%
固定金利    0.830%〜1.800%
全期間固定 1.85%

事務手数料 元金×2.200%

保証料 不要

特徴

・ヤフー・三井住友銀行のグループ会社、PayPay銀行ならではの魅力的な住宅ローン

・負担を小さくするために「金利」はもちろん、たくさんの0円を用意

・団体信用生命保険も充実のラインナップなので働き方や家族構成にあわせて選択可能

楽天銀行

変動金利   0.537%
固定金利    0.828%〜1.195%
全期間固定 1.030%〜1.540%

事務手数料 330,000円・元金×1.100%

保証料 不要

特徴

・ニーズに応じて選べる、3種類の金利タイプ

・手続きはすべてインターネットと郵送、電話で行えるため来店不要での手続きが可能

・返済口座が自由に選べる。楽天銀行を指定すると金利や事務手数料のメリットあり

※上記は代表的な各ネット銀行の2022年5月1日時点の金利と特徴になります。詳しくは各ネット銀行窓口にお問合せ下さい。

各ネット銀行の金利や特徴を見て頂けると分かるのですが、全体的に金利は低く設定されています。

中でも変動金利は特に低く設定されており、途中で固定金利にシフト出来る住宅ローンも多いため、選んで間違いないといえるでしょう。

とはいえ、ネット銀行の住宅ローンには色々なプランがあり内容も複雑で、また銀行の数もたくさんある為、自分に最適な銀行やプランを選ぶことが大切です。

分からない事がございましたら、みんなの家のスタッフにファイナンシャルプランナーが在籍しておりますのでお気軽にお声がけ下さい!

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住宅アドバイザー/ 周防卓也

<保有資格>

ファイナンシャルプランナー2級

お金のことでお困りの際はお気軽にお声がけください。

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