【収納】パワースポットな家づくり(基本編)

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blog家づくりコラム

2023/05/23

【収納】パワースポットな家づくり(基本編)

【収納】パワースポットな家づくり(基本編)

こんにちは。

整理収納アドバイザーの柴村真弓です。

いつもコラムを読んでいただきありがとうございます。

今日はパワースポットな家づくりの基本編です。

《パワースポット》

素敵な響きですよね。
パワースポットというと神社仏閣や大自然などが浮かびますが、江戸時代にはパワースポットは「弥盛地(いやしろち)」と呼ばれていて、これは快適で居心地の良い空間のことを指していたそうです ※JAL スカイワードプラス 参照
もちろん神社仏閣や大自然で癒されることも大賛成ですが、毎日過ごす家が『快適で居心地の良い空間』つまりパワースポットだったら、人生においてこんな良いことはないですね。

そこで、整理収納やルームスタイリングの観点からパワースポットな家作りで特に大切なことを9つ書いてみようと思います。

1.リビングダイニング、キッチン、玄関に個人のモノを置かない

2.床や空き場所に安易にモノを置かない

3.毎日対角に窓を開ける

4.水廻りは綺麗に

5.リセットタイムを作る

6.写真撮影で客観視

7.個人部屋は個人に任せる

8.片づけを頑張り過ぎない

9.今必要なモノを選び抜いて使って暮らす
 

それでは、それぞれ簡単に説明していきます。

1.『リビングダイニング、キッチン、玄関に個人のモノを置かない』

ですが、誤解のないようにお伝えします。
個人のモノを置かないというのは、仕組み作りをしていない個人のモノのことです。
例えば、デパートの化粧品売り場でもらったサンプル品をキッチンカウンターに何日も置きっぱなしにする などです。
『毎日お化粧する場所がダイニングテーブルの上だから、テーブルの横の棚がお化粧道具置き場』などは個人のモノでも定位置が出来上がっているので大丈夫です。
家族皆がご飯を食べたり寛いだりするリビングダイニング、みんなが使うキッチンや玄関は、個人のモノをとりあえずポンと置くことは辞めましょう。

個人のモノを置く場所はそれぞれの個室か、個室が無い場合はモノの戻すべき場所(定位置)をきちんと決めてください。
そして必ず『使ったら戻す』を実行していけば、リビングダイニングが個人のモノで散らかることはありません。
リビングダイニングはモノを極力出しっぱなしにせず、ゆったりとした『空間』を味わってください。
 

2.『床や空き場所に安易にモノを置かない』

これも1つ目と似ています。
床についモノを置きたくなる気持ちはとても分かります。
でも、どうしても床に置いたモノは置きっぱなしになりがちですし、景色化してしまい沢山のモノが置いてあっても気付きもしなくなります。
こうなると、モノはモノを呼びでどんどんその周りにモノが溢れていきます。
ですので、なるべく置かないことを心掛けてみてください。

 

3.『毎日対角に窓を開ける』

家の中の空気を入れ替えると共に、家の中に溜まった邪気や臭いも流し新しい新鮮な良い気を取り入れるためです。
窓を開けることで湿気やカビで家が傷むのも防ぎますので一石二鳥ですね。

4.『水廻りは綺麗に』

トイレは人間から出る不要なモノを流す場所。そこを綺麗にしておかないと家には要らないモノや臭いが溜まって淀んでいきますね。
洗面所やキッチンも毎日汚れたモノを綺麗にする場所。
そこを綺麗にしておくと、やはり家全体の気が良くなりますし、臭いも衛生面も良いことずくめです。
パワースポットにするには絶対大切な事項の一つです。
汚れを溜めるとお掃除も大変です。
ぜひこまめなお掃除を心掛けていつもきれいな場所にしておきましょう。

 

5.『リセットタイムを作る』

理想は一日の終わりの夜にリセットするのが良いと思いますが、リセットを習慣にするならばいつでも良いでしょう。
自分の使ったモノ、置きっぱなしにして忘れていたモノなどをモノの帰るべき場所へ戻す。
この行動によって、お家はモノが出っぱなしで雑然とした空間がスッキリした空間へ戻ります。
ルーティンが得意な方は『何時から何時はリセットタイム』と決めて行動してみてください。
ルーティンが苦手な方は一日の中の10分くらい時間が作れる時なら朝昼夜いつでもよいと思います。
できれば毎日、出来なければ2日に一度、それも厳しいようでしたら、週の半ばと週末などにしてみてください。
そして続けることが大切です。ぜひ続けることによってお家がスッキリして気持ちがよいことを味わってみてください。
 

6.『写真撮影で客観視』

軽い気持ちで家のあちこちから写真を撮ってみてください。
今なら手軽に撮れるスマホなどで撮るのがおススメです。
自分の目で見る景色と、レンズを通して見る景色は全然違います。
客観的にみるとお家はこう見えて、ここが雑然と見えることに気付くと思います。
見たくない部分を自分の目で見て認識することは、お家をパワースポットにするには大切なことです。

7.『個人部屋は個人に任せる』

家族みんなが集うリビングダイニング、キッチンなどは、個人の意図を持たないモノを置かないことが必要とお伝えしました。
個人の部屋がある場合、その部屋が多少乱れていてもあまりうるさく言わないことが大切です。
人それぞれ『スッキリ』や『綺麗で気持ちよい』レベルが違います。
自分の部屋は自分のペースで片づければそれでよいので、あまりガミガミいうのは辞めて個人に任せましょう。
家に帰るのが嫌になってしまっては本末転倒ですので。
それよりも、家族みんなが集まる場所は心穏やかにみんなで気持ちよく笑顔で過ごせるほうが大切です。

 

8.『片づけを頑張り過ぎない』

ついつい片づけなきゃと張り切り過ぎて、「今日は丸一日片づけるぞ!』という方が沢山いらっしゃいます。
その時は一瞬良いかもしれませんが、一日中片づけても、一人でできるには限りがあります。
疲れ果てるだけで何も景色が変わらなければ、次はもうやる気が無くなってしまいます。
ですので、頑張り過ぎないことも大切です。
少しを継続的にする方が大切です。
小学生の夏休みの宿題で計算ドリルがあったと思います。
毎日半ページずつやるのはそんなに大変ではありません。でも、8月31日に一冊全部をするとなると時間も労力も尋常じゃありません。
それと同じです。
5つ目と似ていますが『今日は片づけるぞ』と思っても15分~20分くらいを目安にしてみてください。
疲れ果てる前にやめて、『継続的に15分~20分は片付ける』を続けてみてください。
 

9.『今必要なモノを選び抜いて使って暮らす』

これは必要なモノだけに囲まれてくらすと、不要なモノを置いているスペースが空くので、空間ならばスッキリ感がでますし、収納の中ですと取り出しやすさがアップして、イライラストレスがなくなります。
探す時間も減りますので、時間もダブり買いするムダも減ります。
減った分時間もお金もプラスに使うことができますね。
それにより精神的にも経済的にも時間的にも余裕が生まれ、笑顔でいられるのでお家の気の流れも良くなります。

お家をパワースポットにするということは、言い方を変えると、家で心穏やかに過ごすことができたり、パワーを充電できる場所にするということなので『小さなストレス』『小さなムダ時間』『小さな無駄遣い』が無くることが大切なコトとも言えます。
ぜひ上記の9つを意識して暮らしてみてください。

次回は『基本編』にプラスアルファするとより居心地の良いパワースポットになる『プラスα編』をお届けします。
 

profile

整理収納アドバイザー/柴村真弓(まゆしば)

〈保有資格〉

整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講師
ルームスタイリスト・プロ
ルームスタイリスト認定講師
インテリアコーディネーター
親・子の片づけインストラクター2級
幼稚園、小学校1種免許(未更新)
エニアグラムお片づけ士アンバサダー
企業内整理収納マネージャー


お客様のお家に伺って実際に整理収納を実践したり、
整理収納アドバイザー2級認定講座を開催したりしています。
みんなの家社外アドバイザーとして
「心地よくパワーのあるお家づくり」のお手伝いができればと思っています。
 

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