【地業工事】
こんにちは、いつもコラムを拝見頂きありがとうございます。
今回の構造体コラムでは、地業工事についてお話しします。
地業工事とは…
基礎工事と共に行う杭工事関係、砂利地業、砂地業、捨てコンクリート地業の総称です。
なかなか日常の会話の中で出で来る言葉ではないですよね。
当社で行う事の多い地業工事の中の改良工事の一部を今回説明して行こうと思います。
【柱状杭】
地盤の調査を行って地盤の状態を改良判定が出た場合の建物を支える指示杭として
一般的にコンクリート杭や、調査データを基に弱い部分を補強する部分転圧がございます。
・コンクリート杭
コンクリート杭工法には、「場所打ちコンクリート杭」や「既製コンクリート杭」等があります。
「場所打ちコンクリート杭」とは
場所打ちコンクリート杭は、現場で造成するコンクリート造の杭です。
現地の土とセメント系固化材を混合して構造体下に柱状の補強体を築造する工法です。
「既製コンクリート杭」とは
既製杭は、あらかじめ工場製作された杭を現場で支持層まで打設する工法です。
既に出来上がっているPC杭を打ち込むだけなので施工が簡単です。鋼製杭等もあります。
【部分転圧】
部分転圧は改良工事ではなく、転圧/締め固めにより、局所的な表層部分の軟弱層を改良する地業になります。
【部分改良】
地盤調査データーに基づき部分的に改良が必要な場合この工法を採用致します。
土とセメント系固化材を混合攪拌した改良体をベタ基礎の直下に配置し、
複合地盤を形成して地盤の支持力を高める安定強化地業です。
今回は、地業工事の一部を紹介させて頂きました。
基礎の以下の建物を支える部分の重要な工事となります。
profile
営業工務/takuto
〈保有資格〉
整理収納アドバイザー2級
フォークリフト
保育士
幼稚園教諭
小学校教諭
建築現場での知識も活かしながら
前職で保育士をしていた為
週末にはお子様対応等もしています。