【ファイナンスコラム】ファイナンシャルプランナーって?
こんにちは。
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回のファイナンスコラムでは、『ファイナンシャルプランナー(FP)』についてお話いたします。
ファイナンシャルプランナーは、「お金についてのプロフェッショナル」であり、金融・不動産・税金・年金等お金にまつわる様々な知識を熟知し、相談者のライフプランや願いに合わせて最適なマネープランを立てられるようサポートする専門家です。
このコラムを書かせていただいている私自身もファイナンシャルプランナーであり、生涯の支出の過半を占めるといわれている、人生の3大資金(住宅資金、教育資金、老後資金)について少しお話させていただきます。
住宅購入をきっかけに、これら三大資金がこれからの人生でいつ必要になり、それはいくらでどのようにまかない、どう使っていくのか考えるのが大切です。
住宅資金
住宅資金の中で、特に重要なのが住宅ローンの借り方や返し方、手持ち資金の資産運用とのバランスになります。
ちなみに、土地と注文住宅購入の全国平均価格は、3,637.3万円です(※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」平成25年度)。
過去のファイナンスコラムでも書いていますが、昨今の長引くマイナス金利下において、借り方や返し方も多種多様です。
地方銀行やメガバンク、ネットバンク等、団体信用生命保険を含めそれぞれの特色があります。ただ金利が安いからと言って、安易にローンを組む銀行を決めないようにしましょう。
教育資金
子どもを大学まで通わせると、ざっくりと1人1,500万円かかると言われています。
そこに、塾代や習い事の支出は別でかかり、大学が理系の場合は大学院の支出が加わり、最近では海外への短期留学をする学生も増え、そのような一連の支出も考える事も必要です。
また、しっかりと資金計画を立てないと住宅ローンの返済と教育資金のピークが重なり、貯蓄が底をついてしまうという事態にもなり得ます。
よくある失敗談として、住宅ローンの繰り上げ返済をしすぎてしまい、教育資金のピーク時に資金不足のため、住宅ローンよりも利息の高い教育ローンを借りられることも耳にします。
老後資金
高度成長期からバブル経済あたりまでの日本では、老後は退職金と国からもらえる年金だけで十分豊かに暮らすことができました。
そこから、経済が低成長期に入り、少子化の一方で長生きの''少子高齢化社会''と言われる時代になりましたが、国からもらえる年金は減り、老後は退職金と年金だけでは足りなくなる時代になりました。
ますますその傾向は強まり、2050年前後には人口の約40%が高齢者になることが予想されており、今の年金の半分くらいになっている可能性もあります。
これからの時代は、国に頼らず、自分で老後の資金を準備しなければいけない時代になろうとしています。
三大資金についてお分かりいただけましたでしょうか?
長い人生自分で収支のバランスを考える事は難しく、そこを一緒に考えてくれるのがファイナンシャルプランナーです。みんなの家でもファイナンシャルプランナーとお話していただく機会も増えています。
次回以降のコラムで、人生の三大資金について、一つ一つより詳しくお話させて頂こうと思っていますので、お楽しみに♪
分からない事がございましたら、みんなの家のスタッフにファイナンシャルプランナーが在籍しておりますのでお気軽にお声がけ下さい!
profile
八日市店 住宅アドバイザー 周防卓也
保有資格/
ファイナンシャルプランナー2級