【収納】一体どれくらい必要?〜隠れ収納編〜
こんにちは。
いつもコラムをご覧くださりありがとうございます。
前回のコラムでは、あらかじめ図面上で「収納場所」を指定した収納のお話をしてきました。
今回については図面上、収納箇所として指定しない”隠れ収納箇所”について深堀していきます。
収納の基本的な考え方
前回のコラムでも詳しくご紹介しましたが、簡単に再度おさらいしておきましょう。
- 収納場所はモノを隠す場所ではない。
- 本来の収納の考え方は、「モノを決まった場所に戻す」という考え。
- 収納場所は”モノを定位置に戻すお部屋”だと考える
- 収納箇所は多く作る考えはタブー
隠れ収納場所とは一体?
さて”隠れ収納場所”とは一体どこのことなのか?
今回ご紹介する隠れ収納場所というのは、「図面上に記載されていない場所」と定義しています。
今回もみんな家の「中小森モデルハウス」を例に見ていきましょう。
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https://minna-ie.jp/modelhouse/slug-87d35de84bae2ad42b87626923860dfa
1F 隠れ収納場所はどこ?
1F部分には6箇所の隠れ収納場所があります。
1 造作洗面収納
2 キッチン収納(バック収納含む)
3 キッチン下オープンキャビネット
4 テレビボード収納
5 造作吊り戸収納
6 造作トイレ収納
2F 隠れ収納場所はどこ?
2F部分には3箇所の隠れ収納場所があります。
2Fは各部屋にクローゼットが設置されれいるため十分な収納量を確保できているといえるでしょう。
7 書斎固定棚収納
8 ロフト下収納
9 トイレ固定棚収納
飾り棚や固定棚も有効利用しよう
リビングやトイレなど取り付けることが多い、固定棚や飾り棚。
固定棚も1つの収納場所として捉えておくと、更に収納力がUPします。
しかしながら、いわゆる”見せる収納”ですので配置やインテリアに馴染むよう気をつけましょう。
このように収納場所をあらかじめとらなくても、実は多くの収納する場所がお家の中には潜んでいます。
まとめ
もちろん収納場所は必要ではありますが、大切なのは”適切な”収納場所&収納量”です。
「将来モノを収めるところがないのでは???」と不安から、あらかじめ多くの収納場所を作ってしまうと、居住空間であるリビングや寝室が狭くなってしまうことも。
そうならないためにも、まず住む前に”住んだ後の暮らしをイメージすること”。
そうすることで、住んだ後も理想の空間を長く保つことができるでしょう。
今回のコラムのように多くの隠れ収納箇所もあることを考慮に入れ、お家作りの参考になさってください。
profile
おもてなし/ Thatcher(サッチャー)
<保有資格>
住宅収納スペシャリスト
整理収納アドバイザー1級
ライフスタイルによって収納の仕方は様々です。
子育て真っ只中の実体験を交えて、
暮らしに寄り添った収納プランをご提案させて
いただきます。