【構造】耐震・免震・制震
みなさんこんにちは!
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しています「みんなの家」です。
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回は耐震・免震・制震のご説明となります。
地震大国の日本ですが家を建てるとき気になる
一つが地震への強さではないでしょうか?
耐震・免震・制震の違いは意外と分かりにくいです。
それぞれについて簡単に説明いたします。
耐震(たいしん)
仕組み:建物自体の強度を高めて、地震の揺れに耐えられるようにする方法。
柱や壁、梁を強くし、建物全体の剛性を上げる。
特徴:揺れそのものは建物に伝わる。
免震(めんしん)
仕組み:建物と基礎の間に免震装置を設置し、揺れを伝えにくくする方法。
特徴:揺れを大幅に減らせるため、建物や家具への被害が少ない。
建物全体がほとんど揺れないので、安心感が高い。
制震(せいしん)
仕組み:建物内部に制震装置(ダンパーなど)を設置して揺れを吸収する方法。
特徴:揺れを完全に止めるわけではないが、被害を減らせる。
建物の地震対策には様々な工法がございます。
ちなみにですが五重塔は木造建築で、高さがあるため地震に弱そうに見えますが、非常に揺れに強い構造です。
特徴的なのは 心柱(しんばしら)といわれる建物の中心に通る柱で、最上部まで伸びていて地面には固定されておらず、少し浮いた状態。
層ごとに重心が分かれ、各層が独立して揺れるようになっています。
現代建築での免震は、建物と地面の間に装置を置いて揺れを伝えない仕組みですが五重塔では 心柱と各層の構造が免震に似た働きをします。
揺れが直接建物全体に伝わらず、心柱や層構造が揺れを吸収分散され倒壊しにくく五重塔は 自然の免震構造 とも言えるのです
耐震と制震2つの性能で地震の揺れを低減する装置
【Kダンパー】 弊社でも取り扱いしております。
簡単にご説明致しましたがもっと詳しく知りたいや
ご不明点等あれば、お気軽にご来店のうえお問合せ
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