キッチン家電とカップボード
こんにちは!
こちらのコラムでは、お家に関わるインテリアや雑貨、納まりのお話をコーディネーター目線で
お伝えしていければと思います。
私が担当させていただくのは、家具の大きさや納まり、寸法のお話をしていきます。
今回は、皆様が気になる「キッチン家電とカップボード」についてお話していきます。
新築を建てられる際、キッチン周りにカップボードを設置される方が多いと思います。
その際、気になるのがカップボードの大きさや収納量、置きたい家電がしっかり置けるのかだと思います。
まず、よく置かれるキッチン家電の一覧がこちら↓
中でも、メインになってくるキッチン家電に「オーブントースター」「オーブンレンジ」「炊飯器」があります。
こちらのサイズを皆様ご存知ですか?
ヘルシオなどのスチームオーブンになりますと、キッチン家電の中でも特に場所を占める大きな家電になります。
ここで気をつけておきたいのが、家電の大きさです。
その前にカップボードの大きさをご説明します。
みんなの家のマイスリーでお選びいただける「キッチンバック収納」のカップボードタイプの場合、
TOTOミッテ、Panasonicラクシーナ、WOODONEスイージーの3メーカーございます。
こちらは標準タイプになりますと、上下分かれたセパレートタイプになります。
幅180㎝、奥行45㎝、高さ240㎝(天井高に吊戸を合わせた場合)が標準サイズです。
下部の収納には、蒸気処理の家電収納が内蔵されています(WOODONEを除く)。
この場合、カウンター上にはオーブントースターやオーブンレンジ、
下部の蒸気処理のところには炊飯器を置かれることが多いでしょう。
先程のスチームオーブンに戻りますと奥行が40㎝ありますので、奥行45㎝のカップボードでは5㎝しかあいてきません。
それ以上奥行の大きな家電を置かれる場合はお気をつけ下さい。
また、家電の高さによっては、上部の吊戸と干渉する恐れがございますので、上部の収納の取付高さについても
コーディネーターとしっかり相談いただく必要があります。
上記のことも踏まえて、カップボードを決める際は、
置きたい家電の数
置きたい家電の大きさ
置きたい家電の設置位置
上記3点を意識して、決めていただければと思います。
セパレートタイプ以外のカップボードも対応しておりますので、
お気軽にコーディネーターにご相談下さい。
ちなみに、上記の写真にある資料は彦根店に実際に展示しておりますので、
イメージしづらい方は、一度彦根店でシュミレーションいただければと思います。
profile
彦根店 コーディネーター
津嶋 亜伊
彦根店でコーディネーターを担当させていただいております。図面・インテリア・エクステリア関係のご相談はお任せ下さい。皆様の家づくりのお手伝いができることを楽しみにしております。
保有資格: 二級建築士/既存住宅状況調査技術者/整理収納アドバイザー2級