【特別なお家づくり】〜内装建具の配色組み合わせ:初級から上級テクニック編〜
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回も前回同様、特別なお家づくりをご紹介させていただきます。
最近、内部建具の開き戸や引き戸の配色組み合わせに、こだわられたお客様も増えています。
今回は、出入り口建具や収納建具の配色・組み合わせについて、
建具以外の細かな部材の配色・組み合わせについての、
施工事例をご紹介させていただきます。
◼️まずは、それそれの部材名称の解説
建具本体:開き戸・引き戸など出入りできる開口部。
建具枠:建具本体を支える部材。壁と建具を見切る為の部材。基本は建具本体・枠は同じ色。
巾木:床と壁の間に入る見切り材。基本はホワイトですっきりと。
〜初級:基本はシンプルがおすすめ〜
■出入り口・収納の建具は、すべて同じ色で合わせる
出入り口建具と収納建具を同じ配色で組み合わせ
空間の統一感がありますので、すべての建具は基本、同じ色がおすすめです。
〜中級:部材配色ひとつで、お部屋の印象が変わる〜
◼️出入り口の建具:好きな色 × 収納建具はホワイト色で、出入り口の扉を引き立たせる
リビングのメイン出入り口建具を目立たせたい場合におすすめです。
その他、リビングや洋室の収納扉はハイドアになりがちなので、存在感がでてきますよね。
収納建具の存在感を抑えたい方にもおすすめです。
◼️出入り口の建具は好きな色 × 和室との間仕切り建具はホワイト色で、壁と一体感が出る方法
開口を大きくして、ハイドアにすることも壁と一体に見えるところがポイントです。
引き戸を閉じた場合、ホワイト色なので圧迫感を感じさせません。
■建具はすべてホワイト色で統一、壁とさらに一体感を出す方法
視線の先をホワイトにすることで、空間を広々とみせます。
家具などインテリアにアクセントカラーにされると、インテリアが引き立って見えます。
〜上級:細かな部材の配色テクニック〜
■巾木の色をフロア材に合わせる
巾木をフロア材と同じ配色にすることで床と一体感が生まれ馴染むように見えます。
濃い目のアクセントクロスにされた壁におすすめです。
■建具枠を壁色と同化させるホワイト色に。開口時に効果あり。
建具枠の色が建具本体の色と違うのわかりますか?
巾木と同じホワイトの建具枠色にすることで、
建具枠を目立たせず開口時に存在を印象づけない仕上げとなります。
■引き戸の場合
巾木と同じホワイトの建具枠色。
壁と一体に見せたい場合には、建具枠色が目立たなく
建具本体のみの存在感があり効果的ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
出入り口建具や収納建具の配色・組み合わせについて、
建具以外の細かな部材の配色・組み合わせについての、ご紹介をさせていただきました。
これからご検討の方は、こだわりのお家づくりの参考にいかがでしょうか。
profile
彦根店 コーディネーター/ARAKAWA
〈保有資格〉
インテリアコーディネーター /二級建築士