【ファイナンス】2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?

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blog家づくりコラム

2024/07/02

【ファイナンス】2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?

【ファイナンス】2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?

こんにちは。

東近江市、彦根市、可児市を中心にわかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。

いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

今回のコラムでは、マイナス金利政策の解除を受け、『2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?』について、詳しくご説明いたします。

『マイナス金利』については前回のコラムで詳しく書いていますので、まだ読まれていない方はまずそちらをご覧いただいてから、続きを見ていただければと思います。

『マイナス金利って何?』

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【ファイナンス】マイナス金利って何?|家づくりコラム|自由設計の注文住宅を建てるならみんなの家(ライアート株式会社) (minna-ie.jp)

前回のコラムで、2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策の解除を発表し、今後住宅ローン金利の上昇が予想されている、とご説明しました。

2024年以降の住宅ローン金利は本当に上昇していくのか、また、金利が上昇していくのであれば固定金利の方が安心なのか?

これらの疑問に対する考察と今後の金利推移予想について、「変動金利型」「固定金利型」に分けて、それぞれ分かりやすく解説していきたいと思います。

変動金利型の金利推移予想について

変動金利は、住宅ローン利用者の7割以上が選択している金利タイプであり、基準金利が固定金利よりも低いのが特徴です。

過去のコラムで、変動金利は「短期プライムレート」を基準に決定しているとご説明しました。

『住宅ローンの金利はどうやって決まる?』

↓ ↓ ↓

【ファイナンス】住宅ローンの金利はどうやって決まる?|家づくりコラム|自由設計の注文住宅を建てるならみんなの家(ライアート株式会社) (minna-ie.jp)

この「短期プライムレート」は、日銀の政策によって決まり、景気が良くなれば金利を上げるように動き、景気が悪くなれば下げるように動き、つまり「日々の生活の実態」に即して変動する仕組みとなっています。

現在の短期プライムレートは1.475%であり、2009年1月13日以降、約15年もの間で一度も変わっていません。(2024年6月11日現在。日銀の短期プライムレートの推移統計参照。)

また、各金融機関の基準金利についても、過去最低水準といわれるほど超低金利時代が続いていましたが、ネット銀行の住信SBIネット銀行とイオン銀行は、日銀のマイナス金利政策の解除を受けて変動金利の基準金利を0.1%引き上げています。

とはいえ、一部のネット銀行を除き、基準金利を据え置いている金融機関が多く、また、マイナス金利政策は解除になったものの、いきなり給与収入が増えたり景気が良くなったりというわけではないため、変動金利については今後も当面の間は上昇の可能性は低いのではないかと考えています。

次に、固定金利型の金利推移予想についてです。

固定金利型の金利推移予想について

固定金利は、住宅ローン利用者の約3割の方が選択している金利タイプであり、基準金利が変動金利よりも高いのが特徴です。

固定金利は、国債市場で取引される「新発10年物国債利回り」を基準に決定していると、過去のコラムでもご説明しました。

変動金利と比較すると、固定金利は2022年以降上昇傾向にあり、2023年1月に国債の金利が一気に上昇し、それに伴って長期プライムレートも上昇しています。

さらに、マイナス金利政策の解除を受け、日銀は長期国債買い入れの減額を決めたため、長期金利の上昇が予想されており、7月以降固定金利が上昇していく可能性があります。

実際に、大手銀行は6月に適用する住宅ローンの固定金利を上昇することを発表しています。

結論、固定金利は今後緩やかに上昇していく可能性が高く、また、金利推移の上下もしやすいため、特に住宅ローンで固定金利を考えられている方は、最初の申込時点と最後の契約時点での基準金利が変わっていないかなど、特に注意が必要です。

いかがでしたか?

変動金利は「実態」で決定し、固定金利は実態を先取りして「予想」で決定し、何事も実態よりも予想が先にあるため、変動金利よりも固定金利の方が先に上がる仕組みとなっています。

そのため、住宅ローンの変動金利が上昇し始めた頃には、固定金利はすでに上昇してしまっていることも考えられます。

日銀の植田総裁は、「実質金利は低水準で推移し続ける」と強調し、また今後も金融緩和政策を継続すると表明しているため、アメリカのように急激に金利が上昇していくことはないと予想されますが、今以上に金利が下がることは考えづらいため、今後少しずつ上昇していく可能性があるのではないかと考えられます。

次回のコラムでは、住宅ローン金利上昇が予想される中、『金利上昇への対策として有効的な方法』をテーマに書かせていただきたいと思います。

分からない事がございましたら、みんなの家のスタッフにファイナンシャルプランナーが在籍していますので、お気軽にお声がけ下さい!

プロフィール

住宅アドバイザー/周防卓也

<保有資格>

ファイナンシャルプランナー2級

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