【収納】理想の暮らしのために収納を増やす?
快適に暮らしたい。
心地よい暮らしをしたい。
スッキリ暮らしたい。
必要なモノだけに囲まれて暮らしたい。
よく皆さんからお聞きする言葉です。
理想をしっかり想い描いて暮らす。
とても大切なことです。
「片付けたい」は目的にはならず、手段にすぎません。
どんな暮らしがしたいのか。
この言葉としっかり向き合いながら暮らすことが、理想の暮らしを実現する早道です。
理想の暮らしをするために、スッキリ暮らすためにはモノの持ち方を考えなければなりません。
モノの持ち方。
それは自由。
洋服を沢山もって暮らしたい。
今は300枚ある。
でも収納スペースには100枚しか入らない。
①100枚のお気に入りを(ベスト100)を選び抜いて、100枚をきちんと収納してそれを沢山着て暮らす。
②300枚置けるよう、追加で収納グッズを買って、100枚+200枚持って暮らす。
どちらが正解・不正解はありませんが、理想の暮らしが「スッキリ暮らす」であれば、①をおススメします。
むやみやたらに収納グッズを増やすことはおススメしません。
何故なら、一度買ってしまったモノはなかなか処分できずに家に居座るからです。
スッキリ暮らすには、やはり空間は必須です。
モノの無い空間が沢山あればあるほどスッキリと感じることでしょう。
どうしても減らせない時には、洋服ならば自分がその服をどのくらい着ているかをチェックしてみましょう。
ある法則に従って何をどのくらい着ているかチェックします。
着る➡洗濯する➡必ず右端に戻す
など戻す時に法則を決めます。
すると、半年続けていくと、ONシーズンでよく着ていた洋服が右側に集まります。
左側にはあまり着ない、殆ど着ない、一年に一度も着なかった服が集まってきます。
そうなると、着ていない服はそこから出しやすくなります(選びやすくなります)
モノを家から出すのは、捨てるばかりが方法ではありません。
どなたかがまだ着てくれる可能性があるのであれば、中古リサイクルショップに持っていったり、寄付できる団体があるのであればそちらに寄付でも良いと思います。
もちろん、時間も無いし、持っていくことも難しいようでしたら、「ありがとう」と手を合わせてから処分されると良いです。
私もモノを処分する時には「今までありがとう」と必ず言ってからゴミ袋に入れます。
モノの溢れるこの時代。
買うのは簡単。
どんな小さなモノでも家から出すのは大変。
ですので、買う時に一度気持ちをリセットして「本当に必要?」「本当に使う?」と自問自答し、少し時間を置いても「やはり使う」と思えば購入されてください。
そして購入したら、沢山使ってあげてください。
モノと思うと使わないこともあるかもしれませんので、そのモノに感情があると思ってみてください。
ペットと思っても良いですね。
何年も使わなければタンスの奥から悲しくて鳴き声が聞こえてくるかもしれません。
可愛がって(使って)あげないとかわいそうですよね。
自分がそのモノだったらと思って、ぜひ沢山手に取って使ってあげてください。
理想の暮らしのために
モノを選び抜いて暮らすか(使うモノだけに厳選する)
やみくもにモノに合わせて収納を増やして暮らすか(使わないモノも抱え込む)
あなたはどんな暮らしがしたいですか?
その問いをいつも頭の片隅に入れながら、モノと向き合いながら暮らしてみてください。
自ずと答えが出てきます。
profile
整理収納アドバイザー/柴村真弓(まゆしば)
〈保有資格〉
整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講師
ルームスタイリスト・プロ
ルームスタイリスト認定講師
インテリアコーディネーター
親・子の片づけインストラクター2級
幼稚園、小学校1種免許(未更新)
エニアグラムお片づけ士アンバサダー
企業内整理収納マネージャー
お客様のお家に伺って実際に整理収納を実践したり、
整理収納アドバイザー2級認定講座を開催したりしています。みんなの家社外アドバイザーとして
「心地よくパワーのあるお家づくり」のお手伝いができればと思っています。