【マイスリー他】〜標準1階トイレより〜LIXIL ベーシアハーモJについて
皆様、こんにちは。
ゴールデンウィーク真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。
日頃お忙しくされていることが多いと思うので、どこかへ足を伸ばしたり、
日頃会えない方に会ったりと、リフレッシュの機会があればぜひ楽しんでくださいね。
さて、今回はアラウーノZ160の他にもう1タイプご用意している
1階標準トイレ:LIXIL ベーシアハーモJについてもお話しさせていただきたいと思います。
元々アラウーノ1択だったのですが、やはりトイレは陶器が一番!
というお声もいただき、陶器タイプも標準設定させていただくことになりました。
では「アラウーノ」と「ベーシアハーモ」どちらにすれば良いかわからない・・・
という方のためにざっくりですが違いをお話ししたいと思います。
(個人的見解も含まれるので、その辺りはご了承くださいませ。)
カタログ等を見ると、細かい違いはいろいろありますが、
節水機能、自動洗浄、防汚加工等については似ている部分が多いです。
大きな違いは
①陶器製(ベーシアハーモJ)か樹脂製(アラウーノZ160)か
②リフトアップさせて清掃するか(ベーシアハーモJ)、
自動洗浄時に洗剤を使用するか(アラウーノZ160)
になるかと思います。
陶器製と樹脂製(有機ガラス系)の比較
陶器は従来通り、ゴシゴシとブラシで洗うことができるのでお掃除をしっかり
したい方にはおすすめです。きっちり洗えるということで、より衛生的なイメージを
もたれることも多いかと思います。(アラウーノの方は、水垢が固着しないのでその必要性
がないとも言えるのですが、従来の固いブラシで洗うと便器が傷んでしまいます。)
長い歴史を経てきているので、割れを心配されることもありますが耐久性には定評があります。
一方樹脂製は、便器と便座の間にもスキマがないのが特徴です。樹脂ならではの加工性を活かし、
フラットなデザインになり清掃性が高まりました。
また陶器製は苦手とされている、水垢が固着しないところも嬉しいポイント。
ただ、一方で経年の変色を危惧されたり、(シチュエーション的には少ないと思いますが)
タバコを落とすと変色すると言われています。
便座と便器の間に隙間がありません!
↑画像はアラウーノZ160とは違うシリーズになります。
清掃方法の比較
ベーシアハーモJは、どうしても樹脂でできている便座と陶器でできている便器の間に
隙間ができるので、便座をリフトアップすることにより、その隙間のお掃除をしやすくしています。
こちらのリフトアップ機能、現在ではTOTO製品にも搭載されていますが、最初に開発された
LIXIL製品の方が真っ直ぐにきちんと持ち上がり指もしっかり入る印象です。
↑画像はベーシアハーモJとは違うシリーズになります。
一方、アラウーノZ160は泡の力で汚れを落とすように開発されているので、洗剤タンクに
界面活性剤の量が多く、マイクロサイズの泡を作り出すのに適している食器用中性洗剤を
入れて自動洗浄するシステムになっています。
ただお掃除回数も少なくメリットだらけのようにも思えますが、お掃除をしなくてよいわけでは
決してなく、また泡当てることで便の視認性が悪くなり、健康状態の把握がしづらいという
意見もあります。(小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、泡立ち機能をOFFにされている
場合が多いです。)
↑画像はアラウーノZ160とは違うシリーズになります。
このように比較してみると、完全にこちらがいいとは言えず、最終的には
お客様のお好みや、生活スタイル、使い勝手、気になるポイントによる・・・という
結果になります。
一日の中で、トイレで過ごす時間は非常に少ないのでさほど気にされない方も
いらっしゃるかと思いますが、やはりトイレのお掃除を自分の思うようにできないのは
新しいお家に住まれた時にストレスになってしまうかもしれません。
ぜひそれぞれの特徴を知って、採用されてくださいね。
※記載以外の画像は全て
Panasonic 住まいの設備と建材 トイレ・トイレ設備HPより抜粋
http://sumai.panasonic.jp/toilet/
LIXIL トイレHPより抜粋
http://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/
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