【収納】”造作洗面”の収納例 〜引き出し収納編〜
今回も前回に引き続きみんなの家”造作洗面”の収納について。
前回のコラムでは”鏡横の可動棚収納”(1)にスポットを当ててご紹介いたしました。
今回は、洗面器下の引き出し収納(3&4)にスポットを当ててご紹介します。
洗面器下引き出し収納(3&4)の特徴
ではまずは洗面下”引き出し収納”の特徴についてあげていきましょう。
-
引き出し内部にモノを収納するのでスッキリとして見える
-
圧迫感がない
-
雑多なモノが見えない
-
引き出し内部で細かく区切れる(人やカテゴリーで分けやすい)
といったことが挙げられます。
では前回同様、、洗面とお風呂場が隣り合わせの間取り。みんなの家中藪モデルの間取りで考えていきましょう。
(参照元:みんなの家中藪モデル 詳しくはこちら)
前回のコラムでも説明しましたがこの間取りの動作同線を考えると、洗面とお風呂場が隣り合わせです。
つまりは、湯上がり用のバスタオルや、朝起きた時の顔を拭くフェイスタオルが必要ということが想像できます。
引き出し収納には何枚のタオルが入るのか?
では一体この引き出し収納の中に何枚のタオルが収納できるかご存知でしょうか?
引き出し収納のイメージとしては、衣類(下着)や美容用品(化粧水や綿棒等)。ヘアケア用品(ドライヤーや整髪剤)など、細々したものを収納するイメージが強いかと思います。
しかし、その人が思い描く理想の空間を考慮した場合、バスタオルをしまう場所としても十分考えられる収納箇所となります。
「3段あるし なんとなく入るだろう!」「思ったより奥行きがあるから入るはず!」と考えるよりも、事前時”何枚入るのか”そして”自分達には何枚必要なのか”をある程度想定しておけば、「え!入らない!」といったことも軽減できます。
洗面器右下”3段引き出し収納”(上記写真④)〜バスタオルを収納〜
では、まずバスタオルを引き出しに収めてみました。
<こちらの引き出し収納の内法>
(縦:41.5cm 横:34cm 高さ:15cm)
”5枚”収納できました。(バスタオルの大きさ 55cm×112cm)
洗面器右下”3段引き出し収納”(上記写真④)〜フェイスタオルを収納〜
次にフェイスタオルを収納。(フェイスタオルの大きさ:33cm×78cm)
”10枚”収まりました。左端にスペースがあるのであと4枚は入ると想定できるので、
合計:14枚
ということになります。
洗面器下”引き出し収納”(上記写真③)〜バスタオルを収納〜
続いては③にバスタオルを収納してみました。
<こちらの引き出し収納の内法>
(縦:21.5cm 横:64cm 高さ15cm)
”4枚” 収納できました。
洗面器下”引き出し収納”(上記写真③)〜フェイスタオルを収納〜
続きてはフェイスタオルを収納。
”12枚” 収納できました。
”洗面下引き出し収納”(上記写真③)〜その他のモノを収納した例〜
このように奥行きが浅い収納箇所は、バスタオルだと枚数が少なくなります。
そういった場合、先にあげました ドライヤーや美容用品をしまう場所として使用するもオススメです。
こちらは奥行きが浅いですが、使いやすい高さと場所にある収納ですので、毎日する細々としたものを置くとアクション数が少ないため、ささっと使ってささっと戻せる大きなメリットがあります。
このように、住まいを事前に想定して、そこで使うモノや動きを想像しておくことは後の快適な暮らしに直結してきます。
今回のように、必ず使うモノを想定し(今回はタオル)そしてもう一つ踏み込んで事前に何枚入るか計算しておけば、洗面台に置きっぱなしということも無くなりそうですね。
あとは各ご家庭によって、使用する枚数を割り出せば、のちにバスタオルの置き場に困ることはありません。
みんなの家では彦根店展示の↑↑このタイプの造作洗面以外に8パターン(全9パターン)の洗面を用意しております。
是非、ご採用の際は見た目はもちろんのこと、使う時のことも想像してパターンをお決めになられることで、理想の空間をキープできることでしょう。お困りの際は、彦根店に在籍しております整理収納アドバイザーまでお気軽にお声がけくださいね。
profile
おもてなし/ Thatcher(サッチャー)
<保有資格>
住宅収納スペシャリスト
整理収納アドバイザー1級
ライフスタイルによって収納の仕方は様々です。
子育て真っ只中の実体験を交えて、
暮らしに寄り添った収納プランをご提案させて
いただきます。