【ファイナンス】住宅ローン金利上昇への対策として有効的な方法は?
こんにちは。
東近江市、彦根市、可児市を中心にわかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
今回のコラムでは、今後住宅ローン金利の上昇が予想される中、『住宅ローン金利上昇への対策として有効的な方法は?』について、詳しくご説明いたします。
前回のファイナンスコラム『2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?』を読んでいただいてからの方がより理解しやすいと思いますので、そちらもご覧いただければと思います。
『2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?』
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【ファイナンス】2024年以降の住宅ローン金利はどうなる?|家づくりコラム|自由設計の注文住宅を建てるならみんなの家(ライアート株式会社) (minna-ie.jp)
前回のコラムで、「今後住宅ローン金利は少しずつ上昇していく可能性がある」、とご説明しました。
2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策の解除を発表し、また7月30~31日に開催された日銀の金融政策決定会合で、実質的なゼロ金利政策の解除が決定され、政策金利は0.25%へと引き上げられました。
住宅ローン金利上昇が予想される中、対策として何か有効的な方法はないのか?について、分かりやすく解説していきます。
すでに住宅ローンを借りられている方の場合、金利上昇の影響が出てくるまでには一定の時間差があるため、この余裕を活かし自らの収入や貯蓄も含めて家計を確認し、対策を考えていきたいところです。
具体的な対策について
金利が上昇した時の対策として、代表的なもの2つを挙げさせていただきます。
①繰上げ返済の資金を貯蓄していく
金利の上昇による影響を少なくしたい場合には、繰上げ返済はとても有効的な方法です。
繰上げ返済をすることでローンの残高が減ると共に、利息の支払いも減らすことが出来ます。
繰上げ返済には、「期間短縮型」と「返済軽減型」があり、より利息を少なく出来る効果は、「期間短縮型」の方が大きくなります。
金利が上昇した際に繰上げ返済できるよう、低金利の間に繰上げ返済の資金を積立などで準備しておくと良いでしょう。
②借り換えを検討する
繰上げ返済と並び有効的な方法として、借り換えが挙げられます。
現在借入している金融機関から、より低金利な金融機関へ借り換えすることで、金利を下げると共に利息の支払いを減らすことが出来ます。
インターネットでも簡単にシミュレーションが出来るので、金利上昇局面では試しにシミュレーションをしてどれくらいお得に借り換えが出来るのか検討してみるのも良いでしょう。
ただし、ローンの残高や金利水準、借り換え手数料などを考慮すると逆に損になってしまうこともあるため、注意が必要です。
いかかでしたか?
『繰上げ返済』と『借り換え』については、過去のコラムでも詳しく解説していますので、そちらもご覧いただければと思います。
『住宅ローンの繰上げ返済』
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【お金】【ファイナンスコラム】住宅ローンの繰上げ返済|家づくりコラム|自由設計の注文住宅を建てるならみんなの家(ライアート株式会社) (minna-ie.jp)
『住宅ローンの借り換えについて』
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【ファイナンス】住宅ローンの借り換えについて|家づくりコラム|自由設計の注文住宅を建てるならみんなの家(ライアート株式会社) (minna-ie.jp)
住宅ローンは非常に長い契約であり、返済期間中に金利上昇などの経済情勢が変わる可能性は十分に考えられます。
とは言いつつも、前回コラムでもご説明しましたが、当面は低金利が続くとの見方が強い状況です。
理由としては、各銀行が長年超低金利での顧客獲得競争を繰り広げる中、「顧客離れ」を懸念して金利の引き上げを見送る銀行もあると予想されており、また目に見えて世の中の賃金水準が上がっているわけではないからです。
住宅ローン金利が今後どんどん上がっていくことを心配されるお客様も少なからずおられますが、金利は経済の体温計と呼ばれ、将来的に好景気になって賃金が上がる局面では預金金利や住宅ローン金利が上がることはごく自然なことです。
分からない事がございましたら、みんなの家のスタッフにファイナンシャルプランナーが在籍していますので、お気軽にお声がけ下さい!
プロフィール
住宅アドバイザー/周防卓也
<保有資格>
ファイナンシャルプランナー2級
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