【ママファイブセレクト】♯1アクセントクロスについて
こんにちは。
今までいろんな視点から家づくりについてのコラムが連載されてきましたが、
さらにみんなの家の仕様について詳しく知っていただくために、
新しく「ママファイブ」についてご紹介していきたいと思います。
今回は、①アクセントクロスについてです。
みんなの家では、お好きな箇所2面に標準のメインクロスとは別に
アクセントクロスをお選びいただくことができます。
広いお家の中でたった2面だと思うと悩んでしまうのですが、実は
“マイスリー”として空間をセレクトされている場合、そのお部屋のクロスは
カウントされないために、逆にママファイブのアクセントクロスとして
貼ることができる場所は意外と限られていたりもします。
ex:)マイスリーで「オリジナル造作洗面」、「オリジナル造作トイレスペース」、
「造作吊り戸のある和室」などをセレクトされている場合、その洗面脱衣室、
トイレ、和室はクロスを自由に選んでいただけるため、ママファイブの
アクセントクロスの対象外になります。
1.アクセントクロスを採用するお部屋
では、一体どこにアクセントクロスを貼ると良いのでしょうか?
もちろん正解はなく、お客様それぞれのお好みなのですが、
人気がある箇所をご紹介していきたいと思います。
玄関
お客様をお出迎えする場所、そのお家の顔となる場所なので
印象的な空間になり、おすすめです。
〜大津市・W様邸〜
リビング(TVを置く場所)
お家のメインのお部屋、家族が一番集う場所に採用するのも
人気です。ただし、派手でインパクトの強い柄ゆきだと
TV鑑賞を妨げる場合もあるので注意が必要です。
〜佐野コンセプトモデルハウス♯7〜
キッチンのカップボード設置面や腰壁
セパレートタイプのカップボードやI型キッチンを対面キッチンとして
設置する場合の腰壁は、リビングからもしっかりと見える場所のため
LDKのポイントになりやすく、こちらもおすすめです。
〜豊満コンセプトモデルハウス♯13〜
その他にも、和室や階段などに採用する例もあります。
主寝室や子供部屋などプライベート空間などは使う人の好みだけを
考えてセレクトできるメリットがあります。
またトイレや土間収納・ウォークインクローゼットなど
使う時間が限られている部屋に採用する場合もあります。
空間が限定的であると、人の目に触れる機会は減りますが
その分他のお部屋とのコーディネートを考える必要性が
なくなり、思い切って冒険した柄をセレクトしてみる
ことも可能になります。
2.アクセントクロスを貼る場所
どこに貼ることも可能ですが、アクセントクロスは入隅
(という部屋の角の部分)から入隅に採用するのがお勧めです。
なぜなら入隅から入隅までだと仕上がりが綺麗になるからです。
広い部屋ではもちろん同じ柄のクロスを何枚も貼り合わせているのですが、
柄が違うクロスで張り合わせるときはどうしてもジョイント部分が
目立ちがちになります。最初目立たなくても時間を経るにつれて
目立ってくるようになります。
それを入隅で切り替えることで上手にジョイント部分が隠れるという
わけです。
また出隅で貼り分ける場合は、どちら側かの壁に巻き込まないと
すぐに剥がれてきてしまうので、目立たない方に数センチ巻き込んで
貼ります。
そういうわけで、絶対にここに貼りたい!という場所がなければ、
入隅をポイントにしてエリア決定するのも一つの手では
ないかと思います。
また、壁だけでなく天井に採用することもできます。
〜彦根市・T様邸〜
3.アクセントクロスの選び方
カラーや柄ゆきはもちろんのこと、表面に凹凸をつけた地模様、
素材もビニールもあれば、紙や布もありクロスは多種多様です。
また輸入クロスは、国産製にはない独特のカラーや柄が生み出されて
おり、個性的なオリジナリティあふれる空間作りに一役買ってくれます。
そんな無限にあるクロスの中からどうやってクロスを選べばいいのか、
悩まれる方は少なくありません。
アクセントクロスに限らず、クロス全般に言えることなのですが、
そういった場合にアドバイスさせていただいていることがあります。
それは、機能に注目することです。
例えば、防カビ・消臭・耐久性などクロスによっては付加機能が
付いているものがあるのです。
水廻りなど、場所によっては機能も気になる部屋の場合は
特に決め手になり得るのではないでしょうか。
また、クロスは厚みがあるほど、表面の凹凸が深い模様ほど
将来的にできるであろうジョイントや傷が目立ちにくくなります。
メンテナンス性も重要視される場合は、これらがポイントに
なってくることもあります。
(とはいえ、経験上デザイン性が優れているものは
薄手で付加機能はないものが多いのですが・・・)
それでも悩んでしまうという方へ・・・
大丈夫!クロスは飽きたり、失敗しちゃったなと思っても
割と簡単に変更できるアイテムです。
(キッチン入れ替えや、床の張り替えとなると結構
大掛かりなリフォームになってしまいますが、クロスは
めくって貼り替えるだけです。)
そして、悩み抜かれたお客様のクロスを実際に現場で
拝見させていただくと、その方の個性やセンスを感じることが
でき、クロスって楽しいなぁ♪と思うのです。
インテリアコーディネーターももちろんアドバイスさせていただきますが、
ぜひ自分の直感を信じて、自由にクロス選びを楽しんでください。
いかがでしたでしょうか。
これからお家づくりをされる方に、少しでも参考になれば
幸いです。
※貼る範囲によって、またお選びいただくクロスの種類によっては
オプションになる可能性がございます。詳しくは当社スタッフまで
お問い合わせくださいませ。
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インテリアコーディネーター/AS
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インテリアコーディネーター
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