【ファイナンス】借りられる金額と返せる金額は違う?

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blog家づくりコラム

2023/06/13

【ファイナンス】借りられる金額と返せる金額は違う?

【ファイナンス】借りられる金額と返せる金額は違う?

こんにちは。

いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

今回のコラムでは、『住宅ローンの借りられる金額と返せる金額』について、詳しくご説明いたします。

いくら借りられますか?

お家の相談に来られたお客様から、このような質問を受けることが多くあります。

借りられる金額が分かれば、土地や建物にいくらかけられるのかなど予算計画もたてやすくなるため、知りたくなるのは当然だと思います。

しかし、「借りられる金額」と「安心して返すことが出来る金額」は大きく異なる場合があり、また、融資の限度額は自身の支払い能力を保証しているものでは無いため、予算計画や住宅ローンの申し込みをする際は注意が必要です。

借入可能額とは

住宅ローンは、希望する金額の融資を必ずしも受けられるわけではありません。

借りる人の年収や他の借入の有無などに応じて借りられる金額が変わります。

一般的に、住宅ローンで借りられる金額は「年収の5~8倍が目安」と言われています。

借入可能な金額を算出する際、金融機関毎に定めている返済比率の範囲内かどうかが非常に重要な審査基準となります。

返済比率とは、「年収に占める年間返済額の割合」のことです。

借入希望額がこの返済比率を超えると、返済負担が大きいと判断されて減額されたり、審査に通らなかったりします。

返済比率=「年間の返済金額÷額面年収×100」

例えば、年収が400万円以上の方は35%以内、350万円~400万円の方は30%以内など、年収毎にこの返済比率が設定されています。

また、金融機関の公式ホームページで必要事項を入力すると、簡単に借入可能額を確認することも出来るので、一度試してみて下さい。

返せる金額とは

返せる金額はいくらなのか。

結論から言うと、ケースバイケースです。

人によってライフスタイルやお金の使い方も異なり、いくらまで住宅ローンの返済に充てられるかは当然大きく変わってきます。

返せる金額を算出する代表的な指標として、今支払っている家賃(駐車場代や共益費等含む)が挙げられます。

仮に家賃や駐車場代等で毎月10万円支払っている人は、その10万円は住宅ローンの返済に充てることが出来ると言えるでしょう。

そして、その10万円をこの先何年支払うことが出来るのかを考えます。

昨今、定年年齢も徐々に引き上げられてきていますが、60歳~65歳が一般的です。

住宅ローンを借りる時の年齢をもとに、何歳まで住宅ローンの返済が可能なのかを考えることが重要です。

いかがでしたか?

「借りられる金額」は主に年収などによって判断され、「返せる金額」は主に自身のライフスタイルなどで大きく変わります。

住宅取得をすることで、外食や旅行などを我慢するなど、他の生活費が圧迫されていては元も子もありません。

上記の通り金銭的な出費は住宅ローン以外にもあり、当然日々の生活や教育、老後のことも考えないといけません。

借入額を検討する際は、「借りられる金額」という視点に加え、「無理なく返せる金額」という視点で住宅ローンを借りることが最も重要と言えるでしょう。

また、いくら借りられるかは事前審査を申し込む必要があります。

過去のコラムで事前審査について書いていますので、参考にして頂ければとおもいます。

>>>【お金】【ファイナンスコラム】住宅ローン審査について''事前審査''編|家づくりコラム|自由設計の注文住宅を建てるならみんなの家(ライアート株式会社) (minna-ie.jp)

分からない事がございましたら、みんなの家のスタッフにファイナンシャルプランナーが在籍していますので、お気軽にお声がけ下さい!

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住宅アドバイザー/周防卓也

<保有資格>

ファイナンシャルプランナー2級

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