【覚えておくと便利!】テレビの視聴スタイルによる高さの調整の仕方
こんにちは!
こちらのコラムでは、お家に関わるインテリアや雑貨、納まりのお話をコーディネーター目線で
お伝えしていければと思います。
私が担当させていただくのは、家具の大きさや納まり、寸法のお話をしていきます。
今回は、覚えておくと便利な「テレビの視聴スタイルによる高さの調整の仕方」についてお話をしていきます。
前回、テレビの最適な距離についてお話しましたが、テレビを見る視聴スタイルによっても高さが変わってきます。
一般的にテレビの見やすい高さは「目線とテレビの上端を合わせた高さ」と言われています。
例えば、「床に座って見る場合」、「椅子やソファに座って見る場合」、「立って見る場合」でそれぞれ最適な高さがあります。
上記のように高さが決まっていますが、実際にその法則通りにテレビを設置するとあきらかにおかしいことになってしまう場合があります。
床に座って見る場合に合わせると、床から15㎝しか浮いていないことになり、インテリア的にもおかしな印象になります。
総合してどのシチュエーションでも、画面の中心が100cmにくるように設置するとバランスが取りやすいです。
100cmを基本に、床に座って見ることが多いのであれば−10㎝、テーブルに座って見ることが多いのであれば+10㎝、立って見ることもあるのであれば+20㎝など、視聴スタイルに合わせて調節していただければと思います。
寝室に設置する場合は、ベッドの高さを床に置き換えて、ベッド高さ+100cmを基準に考えていただければと思います。
皆さんも以上をご参考に、家づくりの参考にしてみて下さい。
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profile
彦根店 コーディネーター
津嶋 亜伊
彦根店でコーディネーターを担当させていただいております。図面・インテリア・エクステリア関係のご相談はお任せ下さい。皆様の家づくりのお手伝いができることを楽しみにしております。
保有資格: 二級建築士/インテリアコーディネーター/既存住宅状況調査技術者/整理収納アドバイザー2級