【特別なお家づくり】〜天井掘り込み型のカーテンボックスで、すっきり空間を演出〜
みなさんこんにちは。
東近江市、彦根市、可児市を中心に
わかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回はカーテンでのこだわりポイントと工夫を施工事例と共に
特別なお家づくりを、前回同様にご紹介させていただきます。
いきなりですが、カーテンボックスとは何かわかりますか?
ではカーテンボックスとは??
カーテンレールやカーテンの取り付け部分を覆い隠す目的となります。
形状は箱型のインテリア、大工工事により天井を彫り込み隠すことを示します。
カーテンボックスと言っても色々な手法があります。
後者に書きました「大工工事により天井を彫り込み隠すこと」は、
手遅れになるタイミングがあります。
そのタイミング・重要ポイントは、大工工事の施工が必要と言うことです。
間取りを検討されている時に、要望されることを強くおすすめします。
では、どのような見え方ですっきりとした空間を演出できるか
ポイントと施工事例を交えご紹介いたしますね。
◼️ 天井彫り込み型カーテンボックスのポイント
通常のカーテン取付で、必ず見えるカーテンレール
ポイントと工夫ですっきり空間になります。
◼️ 壁面の仕上げが切り替わるところで工夫
先に、ご紹介しました画像と同じ住宅ですが、
左官仕上げとクロス仕上げの見切り消しとして、天井高の変化を利用する形で取り入れて頂きました。
では覗いてみましょう。
工夫しているポイント、わかりますか?
左官仕上とクロス仕上の切り替えの位置をカーテンでわからない様に隠しています。
この手法は天井彫り込みのカーテンボックスじゃないと出来ない施工となります。
ぜひ前写真に戻って確認してくださいね。
◼️下がり天井の羽目板に加工して、すっきり見せる方法
美しいカーテンと天井の見せ方になります。
レールとカーテンの根本が見えないだけで、すっきりとスタイリッシュに見えます。
では覗いてみましょう。
下がり天井のすっきりとしたイメージを崩さない工夫となります。
大工さんには羽目板の加工をしてもらう必要があります。
◼️隠れん坊のカーテンボックス
どこに隠れているか、わかりますか?
ヒントは、奥がファミリークロークになっています。
では、答え合わせ。
壁紙と合わせたロールスクリーン。
来客の際、見せたくないファミリークローク。
壁と一体となる色をチョイスで、ロールスクリーンを上手に隠せます。
では覗いてみましょう。
天井の木柄クロス、それに合わせたライトベージュのロールスクリーン。
覗き込んで、わかるロールスクリーンの存在。
ポイントは、ロールスクリーンの存在を消したい場合、天井と壁クロスのどちらかの色に合わせることです。
閉める頻度が少ない場合は、天井クロスの色に合わせる。
閉める頻度が多い場合は、壁クロスの色に合わせることをおすすめします。
優先されるのは、どちらか?悩んでみるのもお家つくりの楽しみです。
先に、ご紹介しました画像と同じ住宅の応用篇。
さて、どこにカーテンボックスがあるでしょう??
では、答え合わせ。
小上がり和室の間仕切りとしての、天井彫り込みのカーテンボックスとなります。
目が肥えてきたところで…
では、最後になります。覗いてみましょう。
こちらの納まりは、2方向の天井掘り込みとなり工夫の塊となっています。
自然に魅せ、かつ、すっきりとした空間になる方法となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「天井掘り込み型のカーテンボックスで、すっきり空間を演出」にするための、
ポイントと施工事例をまとめてご紹介いたしました。
後からでは遅い、カーテンボックスの納まりをご紹介させていただきました。
これからお家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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彦根店 コーディネーター/ARAKAWA
〈保有資格〉
インテリアコーディネーター /二級建築士